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小児科
小児の病気は症状の訴えがなかったり、わかりにくかったりという特徴があります。また、発症や進行が急であることが多く、病気の種類も多数存在します。子ども特有の感染症もあり、感染症にかかりながら免疫を得ていくために、一生で最も感染症にかかることが多い時期といえます。
子どもの病気は大人とは様々な点で異なるため、日ごろから状態や平熱、顔色などをよく観察しておくことが大切です。「いつもと違う」という親の直感が、重大な病気の発見につながることもよくあります。お子さまの症状やお困りのことは何でも相談をお受けします。
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アレルギー科
アレルギー科は花粉症や気管支喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーなどに代表されるアレルギー疾患を専門的にみる診療科です。人体には体の成分と違うものが体内に入ってくると、これを異物と捉えて取り除こうとする免疫機能があります。アレルギーはこの際に生じる免疫の過剰反応といえます。例えば、くしゃみは体内に入った異物を取り除くための行為ですが、免疫機能が過剰反応してしまうと、くしゃみが止まらなくなったり、くしゃみだけでなくかゆみも生じたりすることもあります。何をアレルギーに持つかは、遺伝的な要素から後天的な要素まで様々で、種類も無数にあります。
当院では赤ちゃんからご年配の方まで、アレルギーに関する症状やお悩みに関して幅広く診療いたします。お気軽にご相談ください。
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予防接種
赤ちゃんは生まれてくるとき、お母さんから抗体(免疫)をもらってお母さんから守られて生まれてきます。しかし残念ながら抗体はずっと残るわけではなく、数か月すると次第に弱くなります。
現在のように多くの予防接種が普及する本の10数年前には、肺炎、髄膜炎、難聴など重症化してしまい命が脅かされるお子さまも多くおりました。
現在は多くの予防接種が受けられるようになっており重症化するお子さまが激減しております。
予防接種の種類が多いので大変なイメージもあるかと思いますが、一緒にお子さまにあったスケジュールを立てて行きたいと思います。
スケジュールを立てるために母子手帳を必ずご持参ください。
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乳幼児健診
乳幼児の健診は、乳幼児の発育と栄養状態の確認、先天的な病気の早期発見、予防接種の時期や種類の確認など、必要な項目を成長の節目で定期的にチェックします。定期健診と任意健診に分けられており、定期健診は公費(無料)で受けることができますが、任意健診はご希望に応じて有料で行われます(自治体によって無料券が配布されることもあります)。
赤ちゃんの成長・発達には個人差があります。保護者の方に注意しなければならないこと、心配する必要のないことなどをお伝えし、育児に関する不安や疑問を解決していただき、育児を支援していくことも健診の大きな目的です。日頃から気になっている育児上の悩みや心配ごとなどがありましたら、ぜひこの機会に気軽にご相談ください。